#私の挑戦史

全ては大義のために。挑戦と挫折を恐れない。

出戸克尚。WEIN隊中部部隊リーダーを務める大学4年生。「持続可能なまちづくり」を掲げ取り組んできた環境問題に関する研究、地方創生に関わる起業活動などの裏には彼の挑戦に対する並々ならぬ想いの醸成がありました。そして、彼の現在地であるWEIN隊に懸ける更なる熱い想いを引き出すべく、WEIN隊近畿部隊リーダーである渡邊将史(わたなべ まさふみ)が取材に臨みました。

2020.08.22
全ては大義のために。挑戦と挫折を恐れない。

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Profile

出戸克尚(でと かつひさ)

出身地:石川県
学歴:大阪大学工学部環境エネルギー工学科
趣味: 欧州サッカー観戦、海外の映画観賞、国際交流
特技: 英語、コミュニケーション
活動:都市のエネルギーシステムに関する研究
   英語学習、プログラミング学習

大義は「持続可能なまちづくり」

出戸さんこんにちは!今日はよろしくお願いします!とても爽やかな出戸さんですが、環境に興味をおもちなんですね。

ありがとうございます。素直に嬉しいです。笑
こちらこそよろしくお願いします。

はい、そうなんです。
僕の祖父母が農家だったので、小さい頃から生活の中で常に環境を意識していました。僕の生まれ育った地域は環境教育が先進的に行われていたのもあり、「環境について勉強したい」と思いました。そして、環境の分野で有名な大阪大学環境工学部に進学しました。大学では、都市形成や都市開発後の環境問題に配慮した持続可能なまちづくりについて勉強しました。特に、大阪府の能勢町の生活圏に電気自動車を導入したシュミレーション学習は、海外の大学院への進学という挑戦を決意する決定的要因となりました。
都市のエネルギーをどう扱うかについて研究していくうちに、自分が環境分野で何をしたいかをついて考えるようになり、将来は環境事業に関わるエンジニアという立場で「持続可能なまち」を創り上げていきたいと思うようになりました。

大学3年生で起業、そして失敗。過去の挫折は、WEIN隊での挑戦を通じて払拭する

素晴らしい目標だと思います!大学時代に起業をされた経験もあるようですが、これも環境と何か関連しているのでしょうか?

はい。大学3年生の時、過疎化の進んでいる地域に対する事業を考える授業があって、その延長線上でアイデアを共に作った人たちと共同で会社を作ったんです。
ただ、起業に関しては創業メンバーとのコミュニケーションが上手くいかなくて。意見が対立してしまい、1年で僕は退社することになりました。

その時は自分の実力不足を痛感しました。同時にこのまま大学生活を終わらせることだけば嫌だという感情も湧き起こりました。そんな矢先、WEIN隊の応募情報が友達のSNSで拡散されていて、いてもたってもいられず応募しました。
様々な人とネットワークを形成して共に成長し、自分自を大きく変えることができる場所だと信じて。

WEIN隊に入ったからには挑戦しなければ意味がない

失敗からの切り替えがとても迅速ですね!見習いたいです。起業の挫折を払拭すべく、自分を変えるためにWEIN隊に入隊した出戸さんですが、そこから更に中部部隊のリーダーに立候補されました。そこにはどんな想いがあったんでしょうか?

WEIN隊に入ったからには挑戦しなければ意味がないと直感しました。おそらく起業失敗の経験がダイレクトにきているんだと思います。繰り返しになりますが、会社を作ったはいいものの自分の無力さが露呈するばかりでした。だからこそWEIN隊に入ったからにはたくさん挑戦しようと意気込んでいます。僕にとっては中部隊のリーダーになるということ自体、WEIN隊での大きな、初めての挑戦だったんです。

中部部隊のリーダーを決める面接の時に溝口さんとお話しする機会がありました。
正直、あの時間は僕にとって辛かったです。
溝口さんの「一学生が社会人が多くいる組織を率いる事ができるのか」という質問が、今の自分の力では到底及ばないという現実を僕に突きつけることになったからです。
また「リーダーは組織のことを誰よりも考える人」とおっしゃっていて、「僕は未熟だからこそ、その姿勢や努力を誰よりも惜しまないといけないな」と思いました。
他にも「CEOのように振る舞うように意識して、自分が一番コミュニティーのことを考える」という言葉も印象的で、今の僕の行動指針となっています。
特に印象に残った言葉は「22,23歳までは人に大きな差はないけど、30歳を過ぎたときに大きな差になるから、ここのリーダーになったら君の人生は一変すると思う」という言葉です。30歳になった時に大きく差をつけることができるように、WEIN隊中部部隊のリーダーをまっとうします。
この面談を通じて今もリーダーを務めるうえでの核を学ぶことができました。

大義のために、リーダーシップを磨き上げる

なるほど。情熱を感じます!出戸さんは中部部隊のリーダーとしてどんなことを目指しますか?

序盤に話した通り、僕には「持続可能なまちづくり」を実現するという大きな夢があります。地方に暮らす人の将来に対する漠然とした「不安」を減らしたいんです。この夢を実現するには同じ目標を持った同志と協働する必要があり、そのためにはリーダーシップが必要です。なので、僕はこのWEIN隊中部部隊代表を通して、個人レベルでリーダーシップを養いたいと思います。そのために先ほどの溝口さんのお言葉のように、誰よりも「CEOのように振る舞うように意識して、自分が一番コミュニティーのことを考え」ていきたいと思います。

中部部隊自体の在り方としてはどこのチームよりも女性がリーダーシップを発揮できるコミュニティにしたいです。大学3年の授業の一環で地元の市長にプレゼンした際、お役所のトップはそれこそ全員男性。一方で、国際交流を経験する中で海外の大学教授や企業には女性の割合が多いことに気付いて、「日本って遅れているな」と思いました。女性が入ることで様々なバックグラウンドから出るアイデアやイノベーションを創出する機会を男性側こそが大切にしなければしなければいけないと思うんです。リーダーになったからには小さいことからかもしれませんが、性別・民族・職業が多様な組織になるように、第一歩として女性のリーダーをまずは増やしていきたいです!

出戸克尚の「座右の銘」

最後に、出戸さんの座右の銘を教えてください!

ベートーベンの名言でもあり、漫画『はじめの一歩』鴨川会長のセリフにも使われている、

「努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は必ず努力している。」

僕の座右の銘であり、失敗を恐れ、努力することをためらってしまう時に背中を押してくれる僕にとって大切な言葉です。

学生としていたらない部分はまだあると思いますが、是非WEINの中部リーダーとして皆さんと共に精進していきたいのでどこまでも付いてきて下さい!!

編集後記

今回も、編集後記はインタビュアーの渡邊ではなく、記事執筆を担当した全体運営サポートの中川が担当します。

インタビューを通じて出戸さんは「反省から行動まで」の速度が速いように感じました。失敗した時、なかなか立ち直れないのが人間というものですが、出戸さんは失敗のあと即座に次の行動を起こしていっているようでした。WEIN隊中部部隊リーダーに加え、海外大学院の院試に挑戦している最中にある出戸さんの挑戦者になり続けることを恐れない不屈のメンタリティにあっぱれです!